この記事は、とある人へのアドバイスじゃ。ひょっひょっひょ


リバーブという空間系エフェクト。


このエフェクトは、音に空間を加える効果を持ってる。



例えば、楽器を洞窟で演奏したら、どうなるか?

音が壁にぶつかり反響する。


じゃ、コンサートホールでは、どうじゃろか?


反響はする。 でも音の反響は、壁に吸収されなかった残った音だけが帰ってくる。

壁の素材によって吸収されるレベルが違う。


この辺りもあって、コンサートホール自体が1つの楽器とか言われたりします。

あと、構造から良い席が決まってきたりとか。





さて、リバーブとは残響効果を与える・・・・・


よく聴くテクニック。マスタートラックにリバーブをかける。

これは、楽器全体に統一空間を与えるため。



当然、楽器も含めボーカルにもリバーブがかかってくる。

統一空間で表現される。

自分は、絶対にマスタートラックにはリバーブは、ほぼ掛けない。

かけてもすっごい薄くしかかけない。



Q. それじゃ、個別で掛けたほうがいいのか?


イエスでもありノーでもある。




個別に楽器でかけるとして問題!


ステージを見て、左側に定位を持ってきた楽器。トラックにかけたリバーブ音は、どう働いて聞こえる?


答え。トラックにかけたリバーブは、定位のPAN Cから鳴る。

つまり楽器のところではなく、センターから残響音が出る。


センドリバーブにしても同じ。



Q. じゃ、全体。マスターにかけよう。

A .マスタートラックにかけすぎると曲の輪郭がボケてしまう。



なんのためリバーブをかける必要があるのか?という説明とリバーブの注意点説明はここまで。




あっ、この部分の対処方法は、

立体的なMIXを作るリバーブテク!!
http://sleepfreaks-dtm.com/dtm-mix-technique/reverb-tec/


に記載されてる。