Baïkalでカレンダーを登録する（社内ネットワーク向け）
本記事では、Baïkalの管理画面にログインして、ユーザーの作成 → カレンダーの作成 → CalDAVのURI確認までを画像つきで解説します。
ここで取得したURIは、InfCloud、Outlook、スマホのCalDAV設定、C#などのプログラム連携で使用します。
1. 管理画面へアクセス
ブラウザで管理画面のURLを開きます。
http://your-server-address/baikal/admin/サーバー名（またはIP）は自社環境の値に置き換えてください。
管理者の Login と Password を入力し、Authenticate をクリックします。
2. ユーザーを作成
ログイン後、左のメニューから Users を開き、右上の ＋ Add user をクリック。
- Username：ログインID（例：
sales_team） - Display name：表示名（日本語OK）
- Email：社内メールアドレス
- Password / Confirm password：任意のパスワード
入力後、Save changes で保存。
3. ユーザー一覧を確認し「Calendars」へ
作成したユーザーが一覧に表示されます。対象ユーザーの右側にある Calendars をクリック。
4. カレンダーを作成
右上の ＋ Add calendar をクリックして、カレンダーを追加します。
- Calendar token ID：識別名（英数字とハイフン、例：
company-events） - Display name：表示名（例：会社カレンダー）
- Calendar color：任意（InfCloudなどで識別しやすく）
- Description：用途など（例：会社の行事用）
- Todos / Notes：必要に応じて有効化
設定後、Save changes で保存します。
5. CalDAVのURIを確認（接続用URL）
作成したカレンダーの一覧に戻り、行の右側にある 情報（i） ボタンをクリックすると、接続に使う URI が表示されます。コピーアイコンで簡単にコピー可能です。
URIの形式（例）：
http://your-server-address/baikal/dav.php/calendars/[ユーザー名]/[カレンダーID]/
このURIを後で InfCloudのconfig.js、Outlook や iOS/Android のCalDAV設定、C# からの自動登録などに利用します。
ユーザー名・カレンダーIDは、実際に作成した値へ置き換えてください。
チェックリスト
- 管理画面にログインできた
- ユーザーを作成した（Users に表示）
- カレンダーを作成した（Calendars に表示）
- 情報（i）ボタンから CalDAV URI をコピーできた
次のステップ
続編では、今回のURIを使って InfCloud に接続します。
複数カレンダーの表示／言語・タイムゾーン設定／ログイン省略設定までを解説予定です。
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