第19回 自作エフェクター Kicadでプリント基板を作ろう フットプリントを作ろう
はじめに
今回は、実際に自分がプリント基板を発注した際の設定を紹介していきます。なので、これで無くてもいいはずです。あくまでも自分のやり方です。
自分のライブラリを作る
自分専用のライブラリを作りましょう。ライブラリとは、フットプリントをまとめる機能です。使うフットプリントだけをまとめるというやり方でします。これ別にしなくてもいいですが、フットプリントを設定するときに探すのが大変になります。
新規ライブラリーをつくります
1. フットプリントエディターを開きます。
2. [ファイル] - [新規ライブラリー]
3. ライブラリーの設定を行います。
グローバルの設定をすると、次のプロジェクトでも使えるライブラリーになります。プロジェクトにするとこのプロジェクト限定で使えるライブラリになります。
一旦、ここでは、プロジェクトにします。
プロジェクトを選ぶと、保存名を設定しますが、「Library.pretty」となっていると思います。変更するのは、「Library.pretty」だけで、後ろの.prettyは、拡張子で認識しているので、消さないようにします。
ここでは、blogger.prettyとします。
保存するとライブラリー一覧に追加されたものが表示されます。
bloggerを追加したライブラリー画面 |
4. 使うパーツをコピーする。
自分がエフェクターを作る時は、下のような感じの抵抗を使っている。
このタイプは、[Resister_THT] - [R_Axial_DIN0204_L3.6mm_D1.6mm_P5.08mm_Horizontal]
を使っている。
※2023-08-01 追記
小型タイプの抵抗なら上記サイズ。
通常の1/2Wタイプなら
[Resistor_THT]-[R_Axial_DIN0207_L6.3mm_D2.5mm_P7.62mm_Horizontal]
検索をして対象のところで「名前を付けてコピーを保存」を選ぶ。
a) 積層セミラックコンデンサー
積層セラミックコンデンサーの場合だとC_Disc_D4.7mm_W2.5mm_P5.00mm
c)電解コンデンサ
5. パーツのホール穴を径を決める。
ユニバーサル基板に合わせます。ユニバーサル基板の穴径は1mmなので、1mm。パッドサイズは、それより1.6mm~1.8mmにします。
a) コピーしたパーツを開く。
b) ホールをダブルクリックして設定を開き、サイズを入力する。
もう片方のホールも設定を変更する。
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