目標の図面

電源を設置

エフェクターの回路が出来始めたので、いよいよ電源を設置して回路に組み込む。
ここでは電源、GND、ほかにバイアスまで設定する。

電源関係を設置

シンボルの下にあるGNDマークが電源関係をまとめている。ここから設定したものを探して配置していく。

・+9Vを設置する

シンボルのときと同じで、「+9V」を探して設置する。

・GNDを設置する

GND」を探して設置する。

一旦、ここまで設置すると下の画像のようになる。

バイアス電圧を設定する

バイアス電圧というのは、いわば欲しい電圧まで減圧したもの。例えば9Vから4.5Vを取り出すという場合には、抵抗を2つ使って分圧させて取り出す。

抵抗を2つ設置する

ここでは10kの抵抗にした。

バイアスを配置する

VCC」を探して設置する。4.5Vじゃないの?と思う。それでも全然いい。
VCCにしたのは、元の9Vから分圧した電圧という意味でVCCにしただけ。
VCCの記号

VCCの設置

9VとGNDをつなぎ、配線をする

+9VとGNDは、最初に呼び出した記号ではなく、新たに呼び出して接続する。

回路に+9V、GND、バイアスをつなげる。

回路の必要なところへ接続していこう。さっきの9Vではなく、再度、メニューから新しく[9V]、[GND]、[VCC]を呼び出して接続する。まずはオペアンプの電源を設定する。

オペアンプに9VとGNDを接続する

電源の接続は、オペアンプのユニットCの8番ピン、4番ピン。
オペアンプの電源ユニットC
 
8番ピンが9Vに接続、4番がGNDへ流れるよう接続する。接続の仕方は、新たなに9VとGNDを呼び出して配線する。
電源を接続

その他はGNDへ

使わない片側のオペアンプ。
使わないオペアンプは、GNDへ流してショートさせておく。
まずGNDを設置する。

使わないオペアンプなので、ノイズ対策として6番をGNDへ流し5番と7番をショートさせておく。

回路で接続するGND、バイアス、9Vを接続する

それぞれを接続していく

電源用のジャックを接続する

電源を回路に接続したら、今度は、DCジャックと基盤を線でつなぐ先の穴を設ける必要がある。

電源用のジャックを設置する

Conn_01x01」を設置し9Vとつなげる。

GND用のジャックを設置する


各ジャックが分かるよう名称を変更する

ここでは9V用ジャックをPWR、GND用ジャックはGNDと名称変更。

各GNDや9V、VCCが全部同じであることとERCでエラー回避するためPWR_FLAGを接続する

回路図にあるGND。これは全部同じだよ、としないとGNDがある分だけ、別のGNDが存在することになる。電源もVCCも同じ。そのため、つながっているよ、とする必要がある。

電源と同じ電源ポートを開く


「PWR_FLAG」を設置する

PWR_FLAGの画面
PWR_FLAGを設置

9VとPWR_FLAGを接続する

その他のGND, VCCも同じくPWR_FLAGをそれぞれ呼び出し接続する


一旦ここまで

次回、ルールチェックとエラー修正