はじめに

この記事では、Kicadを使ってプリント基板を作成する方法について説明します。

まずは、フットプリントの設定について説明します。

エフェクターで使うパーツのフットプリントのサイズ

Kicadでプリント基板を作成するためには、まず各部品のフットプリントを設定する必要があります。

以下は、抵抗、積層コンデンサ、ポリエステルのコンデンサのフットプリントの設定例です。

  • 抵抗:R_Axial_DIN0204_L3.6mm_D1.6mm_P5.08mm_Horizontal
※小型サイズなら上記のサイズ。
写真と同じ通常タイプの1/2WならR_Axial_DIN0207_L6.3mm_D2.5mm_P7.62mm_Horizontal
抵抗器
  • 積層コンデンサ:C_Disc_D4.7mm_W2.5mm_P5.00mm
積層セラミックコンデンサ
  • ポリエステルのコンデンサ:C_Disc_D7.5mm_W4.4mm_P5.00mm
ポリエステルコンデンサー
  • 220uF 電解コンデンサCP_Radial_Tantal_D10.5mm_P5.00mm
  • 220uF 通常電解コンデンサCP_Radial_Tantal_D7.0mm_P2.50mm
電解コンデンサ

フットプリントを設定することで、部品の形状や配置を指定することができます。これにより、基板上に部品を配置する際に便利になります。

あくまでこの設定は、私個人がエフェクターで実際にプリント基板を発注したときの仕様です。

次回に設定方法を書いていきます。