第18回 自作エフェクター Kicadでプリント基板を作ろう 前準備
はじめに
この記事では、Kicadを使ってプリント基板を作成する方法について説明します。
まずは、フットプリントの設定について説明します。
エフェクターで使うパーツのフットプリントのサイズ
Kicadでプリント基板を作成するためには、まず各部品のフットプリントを設定する必要があります。
以下は、抵抗、積層コンデンサ、ポリエステルのコンデンサのフットプリントの設定例です。
- 抵抗:R_Axial_DIN0204_L3.6mm_D1.6mm_P5.08mm_Horizontal
※小型サイズなら上記のサイズ。
写真と同じ通常タイプの1/2WならR_Axial_DIN0207_L6.3mm_D2.5mm_P7.62mm_Horizontal
抵抗器 |
- 積層コンデンサ:C_Disc_D4.7mm_W2.5mm_P5.00mm
積層セラミックコンデンサ |
- ポリエステルのコンデンサ:C_Disc_D7.5mm_W4.4mm_P5.00mm
ポリエステルコンデンサー |
- 220uF 電解コンデンサCP_Radial_Tantal_D10.5mm_P5.00mm
- 220uF 通常電解コンデンサCP_Radial_Tantal_D7.0mm_P2.50mm
電解コンデンサ |
フットプリントを設定することで、部品の形状や配置を指定することができます。これにより、基板上に部品を配置する際に便利になります。
あくまでこの設定は、私個人がエフェクターで実際にプリント基板を発注したときの仕様です。
次回に設定方法を書いていきます。
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