【どうでもいい研究】家のカギを閉めた直後に「閉めたっけ?」となる現象を考える
ドアを閉めます。
カギを回します。
念のためドアノブをガチャガチャします。
閉まっています。
駅へ向かいます。
100メートル。
200メートル。
300メートル。
そして突然、脳内に現れる疑問。
「……あれ? カギ閉めたっけ?」
閉めました。
しかもドアノブまで確認しました。
それなのに、なぜか思い出せません。
今回は、この「施錠後再確認現象」について無駄に研究します。
まず、条件を決める
今回使う数字は、次の3つです。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| d | 家から離れた距離 |
| c | 「カギ閉めたっけ?」と思った回数 |
| r | 実際に家へ戻って確認した回数 |
| A | カギに対する不安度 |
家から離れるほど不安になる
不思議なのはここです。
家を出た直後なら、
と普通に思えます。
ところが家から離れるほど、
↓
「たぶん閉めた」
↓
「……本当に?」
↓
「いや待て」
と自信が消えていきます。
そこで本研究では、何の根拠もなく、
とします。
つまり、
具体的に考えてみる
家から50メートルしか離れていないとします。
「閉めたっけ?」と思ったのは1回。
この程度なら、
で済むかもしれません。
しかし、駅まで700メートル進んだところで、 すでに4回、
と考えていた場合、
となります。
そして最悪のタイミングで不安が限界を超える
なぜか人間は、家から10メートルの位置では決断しません。
かなり離れてから急に、
となります。
駅の直前。
バス停に着いたあと。
車で5分走ったあと。
そういう、
で不安が最大になります。
戻ることを決断した場合
家からの距離を
とします。
確認のため家に戻り、 また同じ場所まで移動する場合、 追加移動距離は、
です。
500メートルの地点で不安になれば、
つまり1キロ余計に歩きます。
そして家へ戻る
不安に耐えきれず、家へ戻ります。
ドアの前へ到着します。
確認します。
閉まっています。
なぜ閉めた記憶が消えるのか
問題は、本当に記憶がないわけではないことです。
毎朝、
↓
カギをかける
↓
ドアノブを確認する
↓
出勤する
という同じ行動をしています。
すると今日の記憶と昨日の記憶が似すぎています。
一度戻ると翌日も戻りやすくなる
さらに問題があります。
一度、
つまり家へ戻って確認した経験があると、 翌日また不安になったとき、
↓
「今日も確認したほうがいいかも」
となりやすくなります。
そこで、再確認癖を、
とします。
不安をゼロにする方法
最初の式は、
でした。
したがって、
または、
なら、
となります。
一ノ瀬式・施錠不安完全解決法
もう少しまともな対策を考える
さすがにカギを閉めないわけにはいきません。
そこで現実的には、
・ドアノブを確認する
・スマートロックなどで状態を確認できるようにする
といった方法が考えられます。
さらに完璧を目指すとどうなるか
結論
今回の研究では、カギに対する不安度を、
としました。
ここで、
c = 「閉めたっけ?」と思った回数
です。
つまり、
さらに、
となります。
家を出るときに施錠を確認し、自分なりの確認方法を決めておく。
なお、「閉めたかどうか悩みたくないから最初から閉めない」という方法は、 疑問はなくなりますが防犯上まったくおすすめできません。
本記事の「A = d × c」および「C = c × (r + 1)」は、外出後にカギが気になってしまう日常現象を楽しむために作った架空の式です。心理学や防犯研究における正式なモデルではありません。
なお、家まで戻って確認した結果、毎回ちゃんと施錠されている現象については、「だったら最初から自分を信用しろ」という結論で本研究を終了します。

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