コメダホールディングスのIPO株の案内がきてた。
家に取引先の証券会社からIPOの案内がきてた。
IPO株とは、上場予定のある会社の最初の取引株のこと
で、来ていたのがコメダホールディングス。
今月、2016年6月29日に東証に上場予定ということでの案内。
つまり、IPO新規上場審査が承認されたわけです。
で、個人的見解を書きます。
----株としての魅力は、どのくらい?
個人的には魅力的にどっちつかずの株なんですよ。これ。
----理由は?
調べると昨年の売上高は、191億円。今年は217億円。経常利益は昨年59億円で、今年は65億円。純利益で昨年は32億円で今年は41億円。
増収増益のよい会社だと思います。ただ、PERが気になるんです。
増収増益のよい会社だと思います。ただ、PERが気になるんです。
PERとは株価収益率のこと
PERの例:株を1000株発行していて株価5000円とすると、1000株x5000円 。つまり500万という時価総額になる。それに対し、今年の純利益が10万円だった場合、PERは、500万 ÷ 10万 = 50倍。つまり50年かかって資本金と同等の利益積み立てになるということ。資本金の投資分の利益は50年かかる。
---PERはどのくらい?
PERの前に1株あたりの純利益の見解を。
---1株あたりの純利益では?
発行済み株式総数は、約46,32,000株。純利益で今年は41億円なので41億円÷46,320,000株。つまり1株あたり90円くらいの純利益になります。
---で、PERは、どのくらい?
今回の上場で募集した株式数は、30,000,000株らしいです。たぶんですけど。仮にですよ? このままただ株式発行だけしてしまうと株が増えた分だけ純利益は、落ちます。額面株式ではないので一概にこの計算はあてはまりませんが、極論で書きます。資本金1億円とすると純利益は、41億円なので
1億円÷41億円なので、PERはとんでもなく低いです。
1億円÷41億円なので、PERはとんでもなく低いです。
---なにが問題?
さっき書いた上場で募集する株式数は30,000,000株らしいということ。価格想定が1株約2000円だろうということで計算すると3000万x2000円。600億円です。発行済株式総数は、現在4632万株あるので、その分の株数も1株2000円でその評価も足すと 600億円 + 926億円 = 1526億円
---だから?
41億円 ÷1526億円。約37倍にPERがなるんです。もちろん、誤差がありますが
おそらく20倍近くかな?と。
---それが?
20年先まで将来を見るとどうか?と。 今の段階では、不安なので、キャピタルゲインであればいいかな?と
キャピタルゲインとは、株を買って売ったときに得る利益。
これが個人的見解ですが、決してこの20倍のPERは、同業種を見るとおかしくない範疇です。
サンマルクとかドトールのPERを見てもらうと分かります。
なので、どっちつかずの意見です。
IPOで買った、即売りかもしれませんねー。難しいです。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿