EQの調整が終わったら、次の作業は、トラックの楽器によって作業が変わります。


が、clonerとか音自体に変化の必要が無ければ、次はトラックごとの音圧調整をします。

ここでポイントがあります。音量ではありません。音圧です。

Cubaseを例にすると音量は、

下記の画像のところです。そこでは調整しません。

最後のミキシング作業で音量は、調整するので、今の下準備では触りません。

じゃ、音を大きくするには、どうするか? 方法はいくつかありますが

自分の場合、ボーカルは、コンプレッサーか、テープサチュエーションというのを使います。

使う場所は、下の画像のところです。


Cubase標準なら、Magneto2というテープサチュエーションがあります。



設定がよく分からない場合は、プリセットを利用しましょう。

ほかにもQuadrafuzzというのもあります。これにもテープサチュエーションの

機能が含まれています。オススメは後者ですが、好みでMagneto2でもいいかと思います。


あと音圧を上げるための定番方法、コンプレッサー。


これ演奏者からの立場だと逆じゃね?って思うはずです。

というのもギターやベース、ボーカルやドラムを録る際は、だいたいコンプレッサーを通すんですが。

これは、音圧が上がりすぎてクリップしないように音圧を下げる物です。


ミキシングでのコンプレッサーは、動作としては似てますが、音圧を保つためにあります。

音圧を叩いて、音の粒を揃えたら、makeupを上げると出力が上がります。


-よしまん流ミキシング講座 目次へ-