e/Mergeでのレコーディングの仕方
今までe/Mergeについての録音環境を説明していなかったので、自分の環境を紹介する。最後に費用も書いていく。
録音の仕方について
e/Mergeを買ってから、色々と叩いてみた。そして、音の表現力に圧倒された。
買った当初は、本当にそんな感じだった。
今まで、RolandのV-drumを使っていたけど、そのときは、Midi信号で、Vstで変換するようなやり方をしていたが・・・。e/Mergeでそれもできるが、勿体ない。
e/Mergeから出てくる音で録った方が断然いい。
今回は、そのやり方について書いていく。
必要となる環境機材
- e/Merge
- ZOOM LiveTrak L-12
- シールド10本
- ZOOM FS01(環境による)
- SDカード
必要となるのは、上記の5点。PCは不要です。あってもなくても良い。2のZoomは、かなり優秀。ZOOMのレコーディングは
最高24ビット/96kHzのWAVフォーマットで全12トラックの同時レコーディングが可能。
(引用元 https://zoomcorp.com/ja/jp/digital-mixer-multi-track-recorders/multi-track-recorders/livetrak-l-12/)
普段のインタフェースが、192kHz, 32ビットが多いかもしれませんが、24ビット/96kHzで問題ありません。ハイレゾ音質です。そして、全12トラック同時録音というのがポイント。全12トラック同時は、正直なかなかありません。業務用にはありますが、個人ユーザーで買うには、数十万です。モノラルで8チャンネル、ステレオで2チャンネルの10チャンネルです。12チャンネルというのは、ステレオがモノラル2チャンネルなので、8 + 2 + 2 = 12チャンネル。
接続の流れ
接続の方法は、シンプル。e/Mergeのダイレクトアウトは、全部で、10チャンネル出力。そのうち8チャンネルが指定でき、残ったものが、Masterが出てきます。8チャンネルは、モノラル出力でマスターがステレオというわけです。その際、1~8で設定した音は、マスターから出力されません。自分のe/Meregeは、1台で出来る最大拡張をしています。
- バスドラム
- スネア
- ハイハット
- タム1
- タム2
- タム3
- タム4
- ライド
残りは、シンバルしかないので、マスターから出力。あとは、ZOOMにシールドで接続します。なぜ、シンバルをマスターから出したからというともちろん個別で出したほうがいいのですが、他で埋まっているため周波数の近いものをステレオで出して一括でミキシングEQ処理します。曲次第でここは変えています。
ZOOMの方の設定
これは、説明書を読めば分かります。まず背面に96kHzの切り替えがあるので、それをマニュアルに従って処理をします。切り替えれば出来るというわけあじゃありませんので、マニュアルを必ず読んでください。またSDに関してもZOOM本体で必ず初期化して使用してください。そのままだと認識できません。録音の仕方については、もうマニュアルをを見たほうが早いです。
ZOOM FS01の必要なケース
これは、環境によってですが、自分の場合、バスドラムの前にLive-Trak L-12があるので、ボタンを押してからドラムの方へ移動するという作業がありました。当然、ボタンを押してるので、録音は、スタートしてます。そこで解決するのが、FS01。これはフットコントローラで、機能を割り当てることが出来ます。自分の場合は、踏むと録音スタート、もう一度踏むと停止します。パンチイン、パンチアウトも割り当てることが可能です。
最後に
費用について書きます。
約50万円
e/Merge約6万円
ZOOM Live-Trak L-12約1.2万円
シールド10本約6千円
FS01約3千円
SDカード以上が、費用になります。e/Merge本体は、別として、他は全部で10万かかりません。e/Mergeのあの音でレコーディング出来るのは、メリット大きいです。
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