侠飯シリーズの2021年9月1日現在での新作。

この本のレビューを簡単に書いていこう。

今回のお話は警察の張り込み

あらすじ

警察の張り込みの話。
主人公が警察官で失敗ばかり。雑用ばっかり回され、嫌気がさしているなか本庁より指名をうけ、とんでもない捜査に巻き込まれるという話。

侠飯の主人公は主人公じゃない?

このシリーズは、毎回主人公が変わります。最初の侠飯1では就活大学生。この侠飯1だけは、漫画化もされ、ドラマ化もされています。
この大学生が主人公なんですが、侠飯2の主人公は、違います。同じく3も違う。全シリーズ通して主人公は、全員違います。しかし全シリーズ、共通して重要な位置で出てくる柳刃、火野。この2名がシリーズ通しての主人公です。ただ各話の主人公の視点で見る作品です。

料理レシピ

カレー

やはりこのシリーズ。料理は付き物です。今回のシリーズでも素晴らしいものがありました。 レシピ本と違って、分量などの紹介はありません。ある程度の行間読みと予測が必要です。それも楽しいところです。
さて、今回は、最初にあったカレーのレシピを紹介します。ただし、上記に書いたとおり憶測です。分量などは書かれていませんので。

材料

100g
小間切れ豚肉
小さじ1
サラダ油
1/4個
玉ねぎ
小さじ2
カレー粉
1個
レトルトカレー
大さじ1
めんつゆ(かつおベース)
大さじ1
ウスターソース
1パック
パックごはん

作り方

1.玉ねぎを繊維を断つように薄切りする。
(繊維を断つように切ると甘みが増し、繊維に沿って切ると食感が足される。)

2.フライパンにサラダ油を入れ、豚肉を炒める。
(サラダ油が少ないのは、豚肉から油が出るため)

3.豚肉の色が変わったら玉ねぎを入れカレー粉を加える。

4.カレー粉の香りがたってきたら、レトルトカレー、めんつゆ、ウスターソースを入れ温める。

5. パックごはんをレンジで500Wで2分温める。温めたらひっくり返して1分放置する。
(この工程があるのとないのとでは、米の立ちが変わる。)

6. パックごはんを器に盛り、4のカレーをかけて完成

コツ

カレー粉は、香りがたつくらい入れるイメージ。
作業自体は、シンプルで、レシピにすると工程増えたように見えるけど
やってることは、玉ねぎを切って、豚肉と一緒に炒め、カレー粉、めんつゆ、ウスターソース、レトルトカレーを足して温めただけ。ごはんは、レンジがするから手間がかからない。

総評

料理が中心になってるって思うかもしれませんが、実際、料理の部分を抜いても自己啓発のように、自分を見つめ直せる作品です。全冊通して言えるんですが、それぞれの1巻~7巻、各話には、心にささる言葉が1節あるんです。その1節の言葉が、それぞれのストーリーの核になっています。たったの1~2行だけなんですが。